ホームページ作成時の注意点

ホームページには制作費だけでなく、維持費と更新費がかかります。 作って終わりではなく、作ってからが本番です。 初期投資ですべてのお金を使って、その後の運用を考えていないと期待した効果は得られません。予算をすべてデザインに注ぎ込まずに、維持更新にかかるお金を残しておいたほうが懸命です。

ホームページ制作費

ホームページ制作の費用の大部分はデザインに要する人件費です。 目安としては既存のレイアウトを用いた簡単なホームページで20万円〜です。 何十ページもある規模の大きなものやECサイト（ネット通販）の構築には100万円以上かかります。オリジナルのデザインにしたい場合はページ数が少なくても高くなります。

ホームページ更新費

社内に適任者がいないのであれば都度、外注業者にホームページ更新作業を依頼することになります。 情報更新の頻度にもよりますが、場合によって制作費以上のお金が毎年かかります。

ホームページが放置される原因の一つがこの更新作業にかかる手間と費用です。 ブログ記事やニュースなどの日々の更新作業は社内で行える体制をつくることが理想です。 最近は専門的な知識がなくても更新作業が比較的簡単にできるCMSというシステムで制作することが増えてます。

ホームページ維持費

データはサーバーという機器で管理運用します。 IT企業の場合は自前でサーバーを買って社内に設置することもありますが、レンタルするのが通常です。レンタルすればサーバーまわりの作業は不要になります。時間も手間もかかりません。そのかわり、1〜2万円程度の維持費が毎年かかります。

また、ドメイン費用が年間に数千円かかります。ドメインとは、「varie4.com」のように任意に決めたアドレス（url）のことです。ドメインを取得せずにサーバー管理会社のアドレスをそのまま利用しても動作上は支障ありません。ただし、ドメインを取得しないと「varie4@yamada_internet.co.jp」といった管理会社の名称がついたアドレスとなります。これだと不都合があるのでドメインを取得によって名称変更することが通例です。