いますぐできる資料デザインのコツ

色選びとレイアウトのコツ

誌面上に白(余白)の割合が増えることを怖がる必要は全くありません。 余白を多めにした余裕のある誌面構成が高級感を生み出します。 黒・白はノーカウントとして、有彩色は極力最大2色までに抑えましょう。

特にディスプレイ画面で表示するものについては黄色や黄緑のような目がチカチカする色を背景に用いることは避けてください。

フォント(字体)選びのコツ

見出しのフォントには何を選んでも構いません。本文のフォントはできるだけ癖のない読みやすいフォントを用いると良いでしょう。 装飾的なフォントはどうしても可読性が下がるため、本文で用るのは控えましょう。

具体的にはMacでは「ヒラギノ角ゴシック」、Windowsは「游ゴシック」が無難な選択です。 「メイリオ」も可読性が高くオススメです。 表示される実寸サイズがある程度の大きさを確保できるのであれば、「明朝体」でも構いません。

文章のコツ

文章を人に読んでもらいたいのであれば、まずは結論だけを先に書くことがよいです。 そして、一文は極力短く、簡潔に表現します。改行も多めにしたほうがウェブ上では読みやすいとされます。

喋った内容をそのまま文字起こししたような文章は読みにくいため、好まれません。 「そのとき〜あるいは〜とはいえ〜」といった繋ぎ文句を多用して長々と文章を続けてはいけません。文学作品のような比喩暗喩や難解な表現も不要です。