デザイン教育

ビジネスとは疎遠の世界

デザイン教育は依然としてデッサン・漫画・イラストなどの一部のクリエイティブ分野に偏っているように感じられます。それらは実際に手を動かす作業が伴うため、初学者がとっつきやすいという利点があります。

しかしながら、そうしたスキルが将来の仕事に繋がるかどうかは甚だ疑問です。油絵やキャラクターデザインを仕事にできる人は世の中のほんの一部にすぎません。

令和のデザインとは?

木工・彫刻・陶芸・溶接などの需要は減っています。現代時代においてはハードよりもソフト面のデザインが求められています。

経営、マーケティング、システム、経済・金融関連の教育をデザインにも取り入れる必要がありましょう。

デザインは応用学問

デザイン学は芸術の延長線にあるものとして見られがちですが、認知科学・人間工学・社会心理学と密接に関係している応用学問です。 例えば、システムをデザインするのであればITやインターフェイスデザイン、建築ならば建築デザイン、飲食店ならばインテリアデザインの知識が必要です。