誰も教えてくれない株の話〜③上場企業と株価

上場とは何か?

株1つあたりのお値段を株価といいます。 新聞などで「12,345円(前日比+6.7%)」といった株価が記載されている会社は「上場企業」と呼ばれています。上場企業になることで個人を含めた沢山の人からお金を集められるようになります。 上場企業になるためには様々な審査項目をクリアする必要があり、日本には3,800社しかありません。

株価はどうやって決まっているのか?

上場企業の株価は日々変化します。株を買いたい人が多いと株価は上昇し、少ないと株価は下落します。 株価は今の業績に比例しているのではなく、将来の期待値を示しています。 今は赤字であっても、これから大きく成長すると期待されている会社の株価が上がる傾向にあります。

株価は高い方がいい?

一般的に株価は上がるほうが好ましいものですが、株価は自社独自単位であるため、他社の共通の絶対的な基準はありません。

例えば、2022年においてトヨタの株価は2,000円程度、任天堂は約60,000円です。任天堂の株価はトヨタの約30倍ですが、任天堂のほうがトヨタより規模が大きく業績が良いというわけではありません。 実際にはトヨタのほうが規模の大きい会社です。